賃貸マンションを事務所と兼用する

賃貸マンションを、自宅だけでなく事務所として使っている人もいるかもしれません。しっかりした手続きをしていれば問題ありませんが、住宅用のマンションは基本的に事務所利用が禁止されています。

これから開業をしようと思っている人は、事務所を別に借りることや、レンタルオフィス、バーチャルオフィスを借りるなどの方法が考えられます。それでも賃貸マンションを事務所として利用したいと考える場合には、規約、ルールなどをしっかり把握しておく必要があるでしょう。

まず繰り返しになりますが、自宅兼事務所として利用するときには、個人事業主であってもまず大家さんに相談する必要があります。契約によっては、「マンションに移住せずに事務所として使うことを禁止する」ということがあっても、「マンションに住みながら事務所として使うこと」は禁じられていない場合もあるのです。

大家さんに相談をしてみて、厚意で事務所利用をさせてくれることもありますし、家賃を多めに払うことで承諾してもらえる場合もあります。また、住居用なのか事務所用なのかで、かかってくる大家さんの支払う税金も変わってきてしまいます。正直なところ、大家さんからしたら面倒な手続きが増えてしまうということになってしまうため、何かと難しい問題になることも多いでしょう。

レンタルオフィスなどの利用を検討してみるのも良いかもしれません。最も良い方法は、そもそも「事務所利用が可能な物件」を選ぶ方法です。これから開業をする予定が場合には、そもそもの引っ越しまでを視野に入れて計画を立てても良いでしょう。もし隠れて事務所利用をして、後で問題になっては契約違反として大きなペナルティを受けることも考えられます。

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